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Café de EAS 理絵・Fredricksonさん

当団体の活動にご協力・ご支援くださり、ご活躍されている素敵なゲストとの対談コーナー。
毎回素敵な方をご紹介していきます。

科学者 理絵・Fredrickson × EAS代表 斉藤砂絵

今月のゲストはスウェーデンを拠点に活躍する科学者 理絵・Fredricksonさんです。
桜も満開の時期とあり、日中も暖かいので今回は屋外でインタビューをさせて頂きました。
福祉・エコの先進国であるスウェーデンの暮らしと、公私共に充実した生活、さらには研究者として、妻として、母として、ひとりの女性として・・・様々な角度から、理絵さんの輝く魅力、秘訣、源に迫りお話を伺ってきました。

スウェーデンへの進学を決めるきっかけとなった運命の一冊

斎藤:理絵さんはスウェーデンに住んで6年ということですが、そもそもスウェーデンに行かれるきっかけは何だったのでしょう?
Fredrickson:中学の時に面白い化学の先生に出会って化学に興味を持ち、それ以来理系の道を歩んできたのですが、理系の私が高校三年の時に進路を決める際、幼稚園から一環教育で大学まで進むことも出来る環境にいたものの、理系学部の無い大学だったため外へ出ることに。スウェーデンへの興味は高校3年の時に『ecosophy(エコソフィー)』という一冊の本と出会ったのがきっかけでした。
斎藤:では運命を変えた本なのですね!多感期に手にした本はもの凄い影響力を持っていますよね。理絵さんの場合は生活圏を変えてしまうほど!
その『ecosophy(エコソフィー)』とはどのような本なのですか?またどのような経緯でその本を手にしたのですか?
Fredrickson:高校時代、グリーンピースという環境ボランティア団体の東京事務所でお手伝いをしていたので、環境学に興味があったんです。それで環境学の本『ecosophy (エコソフィー)』を手にしました。
『ecosophy (エコソフィー)』は哲学者ArneNaess(アルネ・ネス)というノルウェー人の著書で、環境学を哲学的に綴ったもの。エコソフィーは複合語、彼が造りだした造語です。環境学に興味があった時期だったので、それがとっても面白くて。北欧の考え方って面白いな~行ってみたい!と思いました。
でも両親の考えで直ぐにはスウェーデンに行かず、日本の大学へ少し通った後、一度イギリスのケンブリッジ大学でケンブリッジの歴史と美術史を勉強したりもしました。ケンブリッジは自然と融合した、とにかくすごくキレイな所でした。
そして再び日本の大学へ戻り、そこから交換留学の機会を得て1年間ストックホルム大学で勉強。そこであるプロジェクトに関わり、そのプロジェクトにハマってしまって!このままここで学び続けたいと思い、結局大学院までおりました。 気付いたら研究者になっていたという訳です。

“結晶学”に魅せられて

斎藤:どんなプロジェクトだったのですか?
Fredrickson:クリスタル、結晶学という分野です。
斎藤:結晶学? あまり耳慣れませんが結晶ってものすごく沢山のパターンがありますよね?
Fredrickson:結晶は大きく分けると基本は6種類に分類できるんですよ。構造パターンは230種類に分けられます。でもどんな結晶も全てそれに分類されるんです。 学んでみると科学だけではなく物理学と数学を理解していないと難しい学問でしたが、それもまた面白いチャレンジでハマってしまった理由ですね。
斎藤:聞いただけで難しそうな学問です。ところで環境学ではなく結晶学を学ぶことになったのはどういう経緯なのでしょう?
Fredrickson:それが偶然の出会いで。元々環境学科へ進むつもりが、日本の大学で取ったポイントの関係で環境学科ではなく先に化学に進むことになったのですが、化学のコースがたまたま取れず、偶然個人指導をしてもらっていた結晶学に少し触れたのが結晶学との出会いでした。

スウェーデンってどんなところ? 白夜の生活

斎藤:結晶学に魅せられてスウェーデンから離れられなくなってしまったのですね!
では、理絵さんの暮らす北欧スウェーデンはどんなところなのですか?
Fredrickson:そうですね、気候は北海道ぐらいをイメージしていただければいいかしら。
夏はとっても短く2週間ぐらい。6月7月が一応夏なのですが、軽井沢の夏という感じで涼しいです。スウェーデン人は半袖でいますが、私はそれでは肌寒く感じます。3月位から徐々に日が伸びてきて6月の夏至祭の頃は23:00頃まで明るく、2:00ぐらいには日が昇ってきてしまうので、あらら・・いつ寝ましょう、と言う感じ。 3:00には昼間のような明るさになってしまいます。
逆に冬は日が短くて、9:00ぐらいから薄暗くなってきて15:00頃にはすっかり夜になるので、ラボにこもっていると1日太陽を見ないで過ごすことも多々あります。
だから塞ぎ込んでしまってうつ病になってしまうスウェーデン人も多いそうで、国民的な病らしいです。
斎藤:お食事はどのようなものを召し上がっているのですか?
Fredrickson::食で言えば・・・一般的なスウェーデン人の主食はジャガイモ。他にお肉料理、お魚料理を作る感じかしら。若者はパスタも頂きます。
意外にもサーモンは殆どがノルウェーからの輸入なんですよ。そうそう、スウェーデンは今アジアブーム。特に日本は注目されていて興味をもつ人も多く、お寿司屋さんが流行っています。
斎藤:日本ブーム?では食で言うと日本イコールお寿司、というイメージなのかしら?スウェーデンでは日本はどのように映っているのでしょう?

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